「困難越え節目迎えた」取手市制45周年で式典

常陽新聞 20151005 

取手市制施行45周年記念式典が4日、同市東の市民会館大ホールで催され、藤井信吾市長は「さまざまな困難を乗り越え、節目の年を迎えることができた」などとあいさつした。

 市長は、市制が施行された1970年代の大規模公団団地建設や大企業の工場進出、その後の2008年のリーマンショックによる法人市民税の大幅減少、つくばエクスプレス開業による隣接市との都市間競争などを振り返り、「昨年の取手の人口は転入が転出を104人上回った。今年は常磐線の東京駅乗り入れなど、いろいろな意味で新たな魅力が取手にきている」などと話した。

 式典には地元選出の葉梨康弘衆院議員、岡田広、藤田幸久両参院議員のほか、県内市町村長、市民ら計約550人が参加。葉梨氏は「人口減少という言葉はあまり明るい感じがしないがそうではない。取手の魅力を知る人がより健康で余裕をもってお金をたくさん地元で使うことで必ずまちの魅力を取り戻すことができる」などと話した。

 式典では、長年、市に貢献している市民112人と81団体に表彰状や感謝状が贈られたほか、世界大会で3連覇しギネス記録をもつダブルダッチ(なわ飛び)チーム「ディアナ」と、今年の世界大会で優勝した江戸川学園取手中・高校チアリーダー部による世界一の演技が披露された。

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