毎日新聞 雑記帳 20151006
1994年から一般公開された縄文時代の三内丸山遺跡(青森市)の来場者が5日、750万人となった。記念の来場者となった茨城県取手市の小野塚進さん(65)は「大変うれしい」と感無量の様子。
高層建築物もあったと推測され、古代史ファンにはたまらない観光地。先月からはタブレット端末を使って発掘の様子を映像・音声で解説するITガイドも導入するなど、ファンの「発掘」にも取り組む。
人口減に悩む青森県だが、同遺跡への来場者は県人口の5倍以上に達した。多くの土偶を作り、クリを栽培し、大規模な集落を営んでいたいにしえのにぎわいを取り戻せるか