茨城 取手で39回目歳末助け合い托鉢
産経新聞 20151205
取手市で師走の風物詩となっている「歳末助け合い托鉢(たくはつ)」が4日、行われた。市仏教会(吉岡賢真会長)が毎年行っているもので、今年で39回目。
この日は市内15寺院から16人の僧侶が参加。同市東の念仏院を出発した一行は2つのグループに分かれ、ホラ貝を吹きながら市内を托鉢して回った。
同市白山の取手保育園では、園児らが僧侶の頭陀袋(ずだぶくろ)や鉢に浄財を入れて手を合わせていた。
この日集まった浄財は35万4285円で、市社会福祉協議会に全額寄付する。
吉岡会長は「今年はお布施を行う人は少なかったが、一人一人の額が多かった」と話していた。