全国高校生クリエイティヴコンテスト
「さをり織り」3年連続入賞 取手二高、今回はドレスで連盟賞
毎日新聞 2016年1月19日
取手二高(取手市)家政科の生徒が制作した「さをり織りインテリアドレス」が、第21回全国高校生クリエイティヴコンテスト(全国高校家庭クラブ連盟主催)でFHJ(同連盟)賞を受賞した。同高のさをり織りが入賞するのは3年連続。生徒たちは15日、取手市役所を訪れ、藤井信吾市長に報告した。
このドレスは室内に飾るもので、3年生の課題研究・さをり織りを選択した女子5人が制作した。さをり織りの社会人講師、山上二三子さん(同市)の指導で設計図を書き、3カ月かけて仕上げた。縦糸に綿糸、横糸にトイレットペーパーと模造パール(ビーズ)を使った。
先月12日に東京都渋谷区であった表彰式に全員で出席。武市佳歩さん(18)は「自信はなかったので、入賞にびっくりした。やっと実感がわいてきた」と話した。同高に新築された普通教室棟玄関ホールに展示する予定だ。
コンテストは編み物やインテリアなどが対象。同高は2013年「さをり織りタペストリー」で優秀賞、14年「さをり織りパーテーション」で佳作に入った。今回は572点の応募があり、入賞は20点だった。