取手の名所旧跡
カルタ風に紹介 市民サークルが小冊子
毎日新聞2016年5月25日
取手市の市民サークル「16創年の会」が、市内の名所を川柳風に詠んだ散策用の小冊子「歌留多(かるた)で訪ねるわが町とりで」第3号を発刊した。地図付きで、寺社仏閣を中心に24カ所を収録した。
いろは順で、例えば「は」は「初見えだ 屋根つき鳥居 姫宮さま」と姫宮神社(市之代)を紹介。珍しい屋根付き鳥居を見つけた感動を詠んだ。
同会は定年退職者たちが2005年に旗揚げ。市内の名所旧跡を散策した成果を「いろは歌留多」(84地点収録)にまとめ、これを基に11年に第1号(16地点)、13年に第2号(24地点)を発行してきた。
永島豪郎会長(67)は「冊子を手に取手の見どころを再発見してほしい」と話す。完結編の第4号は来春までに刊行予定。第3号はA5判53ページ、100部。県立図書館などに寄贈した。希望者に実費500円で販売する。連絡先は永島さん(0297・83・3644)。