ユニークかかしお目見え 取手
毎日新聞2016年7月31日
ユニークなかかしたちが田んぼ沿いに勢ぞろい
取手市吉田の吉田消防署前の田んぼ沿いで30日、稲わらで作ったユニークなかかし26体がお目見えした。松の木を骨組みとし、小中学生が稲わらをたばねて制作、顔を描いた。
NPO法人「子どもの造形美術と学びを考える会」(同市)が体験学習として企画した。坂幸子代表理事は「収穫後の稲わらを造形に生かし、昔からの文化を継承していきたい」と説明。猫の顔のかかしを作った同市立寺原小学校2年、倉持菜々美さん(7)は「家の猫と似た顔にした。ちょっと難しかったけど面白かった」。10月末まで展示される。