将棋 大山名人杯争奪全国小学生倉敷王将戦 取手西小6年生・正道直さん優勝 プロ棋士目指す
毎日新聞2016年8月27日 取手
取手市立取手西小6年、正道直(しょうどうなお)さん(11)が将棋の「大山名人杯争奪全国小学生倉敷王将戦」高学年の部で優勝した。3年生の時も同大会低学年の部で優勝しており、再び栄冠を手にした。先週には日本将棋連盟の奨励会試験に合格、プロ棋士を目指す。
大会は今月6日に岡山県倉敷市で開催。本県代表の正道さんは予選リーグ3勝0敗で決勝トーナメント進出し、栄冠を勝ち取った。26日に取手市役所で藤井信吾市長に「強敵ばかりで、まさか優勝できるとは思わなかったのでうれしい」とはにかみながら報告。藤井市長は「2度の優勝は素晴らしい」と称賛した。正道さんは日ごろ、千葉県柏市の将棋道場で腕を磨いている。決勝の相手は同所で顔なじみのライバルだったが「相手の意表を突く戦法で勝てた」と振り返った。