利根川に学ぶ講座
防災と親水考える 講演や市民団体の報告 取手で28日
毎日新聞2017年1月18日
利根川と同水系の小貝川が流れる取手市で28日、防災と親水の両面を考える「利根川に学ぶ河川講座」が開かれる。専門家の講演や、30年間にわたり小貝川沿いで花畑造りを続けてきた市民団体の実践報告などがある。
1987年から毎年春と秋、小貝川沿いの花畑(通称フラワーカナル、全長1・2キロ)でポピーやコスモスを咲かせている住民ボランティア団体「ふじしろまちづくり協議会」が活動を紹介する。講座はこの活動の30周年などを記念してNPO「小貝川プロジェクト21」(井草雄太郎理事長)が企画した。
公益財団法人「ハーモニィセンター」は、ボート、乗馬、ハンググライダーの「三次元プロジェクト」と名付けた水辺空間活用の取り組みを説明する。
講演は元国土交通省河川局長でNPO「日本水フォーラム」代表理事の竹村公太郎氏が「首都の要 利根川下流」をテーマに話す。午後1時半から取手駅西口の取手ウェルネスプラザ(同市新町)で。聴講無料。問い合わせは小貝川プロジェクト21事務局(0297・71・6520)。