5年に1度開催している 御船祭が
今年は、重要無形民俗文化財登録を記念して開催します。
県内他の国指定重要無形民俗文化財
2017年5月2日(火)13:00~21:00
3日(水・祝)7:00~21:00
1本の綱で数百人の人間が引っ張る
巨大船に15万人歓声 北茨城、臨時の御船祭
茨城新聞 20170504
観衆の前を勢いよく走る御船祭の神船=北茨城市大津町観衆の前を勢いよく走る御船祭の神船=北茨城市大津町
北茨城市大津町に伝わる「常陸大津の御船祭(おふねまつり)」の本祭りが3日、行われた。全国でも珍しい船の陸上渡御で、地元の佐波波地祇(さわわちぎ)神社の大漁と海上安全を願って行われる5年に1度の大祭。本来なら2019年開催だが、今年3月に国の重要無形民俗文化財の指定を受けたことを祝い、臨時に開催した。煙を上げながら進む巨大船に15万人の観衆は沸いた。
みこしを載せた「神船」は長さは15メートル、幅3・6メートル、総重量8トン。船胴は白色を基調に大津漁港で水揚げされる海の幸などが描かれ、船首には穴をふさいで船を救ったという故事からエイが配置されている。
船には神官や独特の御船歌を歌う水主(かこ)ら約40人が乗り込んだ。両舷に取り付いた人が船を大きく左右に揺らし、約200メートルの引き綱を引き手が一斉に引いてソロバンと呼ばれる井桁状に組んだ木材の上を滑走。総勢650人がかりで大津港周辺の約1キロを渡御した。
会場には県内外から15万人の観光客らが詰め掛けた。船が勢いよく進むと、木枠と船底の摩擦で船尾から煙が上がり、街道を埋め尽くした観衆から歓声と拍手が上がった。
祭り人がかっこよかった
ただただ…迫力
佐波波地祇(さわわちぎ)神社の大漁と海上安全を願って行われる
海上でも