取手の中3自殺 いじめなど議論 県対策連絡協 

取手の中3自殺

いじめなど議論 県対策連絡協 

毎日新聞2017年7月7日 

 いじめ問題への対応を検討する「県いじめ問題対策連絡協議会」が6日、水戸市水府町の福祉相談センターで開かれた。県教委や臨床心理士、弁護士らが、取手市で2015年にあった中3女子生徒の自殺などについて話し合った。

 同協議会は14年に設置し、現在は33団体が参加している。

 同市教委が当初いじめによる「重大事態」ではないと判断した点について、県教委の森田充学校教育部長は「全ての学校や教委が国の基本方針をしっかり理解しなければいけない。いじめを起こさないことを一番に、(いじめ防止の)機運を高めていきたい」と話した。

 協議では「(不登校の子どもは)教室に行くと不安な体験を思い出す。その不安な気持ちに共感することが大事」「子どもは話を聞いてくれる大人がいる場所に行く。見守っているという姿勢を見せることが必要」などの意見が出た。

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