茨城新聞 20180831
自治体間で運動した住民の参加率を競うスポーツイベント「チャレンジデー」が30日、全国一斉に行われた。初めて参加した取手市では市民が来年の国体で行われる自転車競技を体験。トラックレース用自転車を使ってスピードを測定し、市民が汗を流した。
同市野々井の取手グリーンスポーツセンターの一角では、日本競輪選手会茨城支部の協力で「自転車スピードチャレンジ」を実施。センター利用者が立ちこぎしながら全力でペダルをこぎ、速度を競った。
競技用自転車に乗るのは初めてという我孫子市の会社員、中沢潤さん(35)は時速63・1キロを記録。「意外とタイヤが重かった」と話した。
トップスピードが速い選手や速さを持続できる選手などそれぞれというが、プロの競輪選手は時速70キロ〜90キロほど出るという。
チャレンジデーは毎年5月最終水曜に開催されるイベント。取手市の対戦相手は山形県米沢市で、午前0時〜午後9時までの間に運動した住民の参加率を競う。集計結果は市ホームページで発表する。