2100年 未来の天気予報

毎日新聞 20180822

「2100年未来の天気予報」の一場面
環境省は、今世紀末に地球温暖化が極端に進んだ場合の気象予測をまとめた動画「2100年 未来の天気予報」をウェブ上で公開した。動画では気象予報士が架空の「明日の最高気温」を伝え、東京で44度、大阪では43度などと予想。最高気温30度以上の真夏日が東京で年間に100日余り、那覇では180日以上に達するとしている。また、極端な大雨や干ばつなど、温暖化に伴う被害や影響についても解説している。

これらの予測は、従前の温暖化対策しかしない場合、産業革命前からの世界の平均気温が最大4.8度上昇すると予測した国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の試算結果を加味した。今年6月には温暖化に伴う災害などへの備えを強化する「気候変動適応法」が成立。今後、環境省が主導し、自治体などが科学的知見に基づく計画作りを進める。同省は「動画を活用し、温暖化の脅威について理解を深めてほしい」としている

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