藤代駅に初の認可保育園

藤代駅に初の認可保育園 JR東水戸 待機児童解消へ

2018年11月29日(木)

「たかさごナーサリースクール藤代」(仮称)のイメージ図(JR東日本水戸支社提供)「たかさごナーサリースクール藤代」(仮称)のイメージ図(JR東日本水戸支社提供)
JR東日本水戸支社は28日、常磐線藤代駅北口に認可保育園「たかさごナーサリースクール藤代」(仮称、取手市宮和田)を開園すると発表した。JR東日本の子育て支援事業の一環で、水戸支社としては初。同駅から徒歩1分圏内と通勤時に利用しやすく、同駅周辺の待機児童解消につなげる。

施設は来年4月1日に開園予定。鉄骨2階建てで延べ床面積は約559平方メートル。園庭と保育室のほか、子育て世代の交流や悪天候時の室内運動場スペースとして活用できる遊戯室も設ける。定員は60人で、0歳から就学前の児童を預かる。延長保育を含む開園時間は午前7時〜午後7時。休園日は日曜、祝日、年末年始。入園申し込みの受付期間は2019年1月9〜23日。同市役所子育て支援課と藤代庁舎総合窓口課が受付窓口となる。

建物はジェイアール東日本都市開発が建築し、同支社管外で子育て支援事業の運用実績を持つ社会福祉法人高砂福祉会(千葉県)が運営主体となる。

JR東日本は子育て中の家族を支援する取り組みとして、鉄道沿線に子育て支援施設の開設に積極的。10月時点で保育園や学童保育施設など計129カ所を開設している。保育園の利用ニーズが高く、開発可能な土地のある場所として同駅周辺での保育園設置を決めた。

同支社は「子育て支援施設の展開に積極的な自治体や事業者と協力し、積極的に支援を推進していく」としている。

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