とりで生涯現役ネット開設

生涯現役ネット
開設 シニア相談窓口活用を 取手駅西口
毎日新聞2018年12月5日

再就職や起業、地域活動への参加を目指すシニア世代が専門スタッフに相談できる窓口「とりで生涯現役ネット」が3日、取手駅西口の商業ビル「リボンとりで」(取手市新町)5階にオープンした。同じ階には、ハローワーク龍ケ崎と取手市が共同運営する市地域職業相談室も同日、市役所藤代庁舎から移転。両施設で連携して地域の人材確保とシニア世代の生きがいづくりに取り組む。

同ネットは厚生労働省の生涯現役促進地域連携事業の一環で、市や市商工会などでつくる協議会が厚労省から受託して運営する。全国で取手以外に43の協議会が既に運営しているが、県内では初めて。

窓口のスタッフは3人で、「何かを始めたい」「新たに起業したい」などの要望に対し、相談や関係団体の紹介を行う。就労だけでなく地域ボランティアの紹介などもする。

スタッフの林博之さん(67)は「何かをしたいが、考えが漠然としているという方もぜひ相談を」と呼びかけている。

両施設の開所式が同日開かれ、藤井信吾市長は「(シニア世代にとって)働きやすい街となるよう期待したい」とあいさつした。

問い合わせ先は、同ネット(0297・86・7088)、同相談室(0297・88・5925)。開設時間はいずれも平日午前10時~午後5時。相談無料。

Tags: ,

Leave a Reply