感謝状 取手郵便局に 職場一体、ニセ電話詐欺防いだ
毎日新聞2019年5月23日
取手署は「ニセ電話詐欺」を防いだとして、取手市西2の取手郵便局(村重隆幸局長)と鈴木教子主任に感謝状を贈った。
署によると、4月24日午前10時半ごろ、市内の女性(81)方に息子をかたる男から現金1000万円を要求する電話があった。女性はすぐに取手郵便局を訪れ「生命保険を解約し300万円を受け取りたい」と相談した。
応対した鈴木さんは詐欺かもしれないと感じ、息子に電話して確認するよう説得。取手署員が来るまで、同僚の女性とともに対応を続けた。
鈴木さんは「職場が一体となって被害を防げて良かった」と笑顔で振り返った。取手署の岡田宗久署長は「高齢者を狙った卑劣な犯行を阻止していただき、本当にありがたい」と感謝した。