競輪・須賀選手 取手東小で出前授業

城新聞クロスアイ 茨城新聞 20190711

つくばみらい市出身の競輪選手、須賀和彦さん(34)の出前授業が9日、取手市吉田の市立取手東小学校(黒羽勉校長)で開かれた。同校6年生児童67人が聞き入る中、須賀さんは「自分ができることを頑張ろう」と、児童に伝えた。

社会人から仕事についての話を聞く、同校のキャリア教育の一貫。同校6年生が今秋の茨城国体で自転車競技を観戦することから、同校から申し込んで実現した。

授業のテーマは「私たちはどう生きるか~成りたい自分に成る~」。須賀さんは、取手一高に入学し、同校3年時の2002年、本県で開かれた全国高校総体(茨城インターハイ)の自転車競技・1000メートルタイムトライアルで準優勝。幼少時からプロ競輪選手になるまでの話を披露し、目標達成について「自分ができることを自分なりに、いつも頑張ることが大切」と語った。

須賀さんはさらに「今後、目標が決まったときに困らないように、今できることを頑張ればいい。先輩や先生など周囲の人たちが、きっと良い方向に導いてくれる」と優しく助言した。

同小6年、黒岩要君(11)は「将来は宇宙のことを調べる仕事がしたい。今の自分にできることをやって、なりたい自分に近づきたい」と感想を話した

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