建金商店 うたごえ喫茶

うたごえ喫茶 楽しむ 米国人名誉教授も 龍ケ崎 
毎日新聞2019年7月18日 

 好きな曲をリクエストし、歌って交流するイベント「街のうたごえ喫茶」が龍ケ崎市内で開かれた。東京都内を中心に50~80代の約60人が参加。特別ゲストとして毒性学の権威で米国在住のアンソニー・トゥー・コロラド州立大名誉教授(88)が登場。日本語で合唱し、参加者と交流した。

 会場は市内の家具店「建金商店」の貸しホールで、ギターやピアノ、アコーディオンの伴奏で合唱。トゥー氏は「アロハ・オエ」と「ゴンドラの唄」を選んだ。歌の由来を解説し、参加者と合唱した。

 この会場での「うたごえ喫茶」は主に奇数月の第1土曜に開催。主宰する若井美恵子さん=取手市=は「みんなと一緒に声を出して歌うと健康になる。刺激もあるし、連帯感も生まれる」と話す。

 トゥー氏は、オウム真理教事件でサリンを製造した中川智正元死刑囚と15回面会。昨年、「サリン事件死刑囚 中川智正との対話」(角川書店)を出版して反響を呼んだ。別の用務で来日し、知人の若井さんの勧めで帰国前日に飛び入り参加した。

Tags: ,

Leave a Reply