茨城新聞 20191005
スポーツ参加率増加 取手市に「アップ賞」 笹川財団
住民のスポーツ参加率を自治体間で競うスポーツイベント「チャレンジデー」の「参加率アップ賞」の授与式が、取手市寺田の市役所で開かれ、日本で同イベントを開催する笹川スポーツ財団から同市へトロフィーが贈られた。
今年の同市の市民参加率は49・2%(5万2930人)で、初めて取り組んだ昨年の27・2%から22ポイント増加。全参加自治体の中で最も伸びが大きかったことで受賞となった。
同財団の渡辺一利理事長は「自治会や地元企業への啓発が功を奏したと聞いている。チーム力が数字に結び付いている。さらなる伸びしろに期待する」と激励。藤井信吾市長は「地域の絆の強化にもつながっている。引き続き努力していきたい」と述べた。
同イベントは、スポーツの普及を目的に、5月29日に全国一斉に実施された。