取手市出身の鶴巻啓太選手が対談

警察の仕事、動画で紹介 ロボッツ選手と対談 大森巡査、やりがい語る

茨城新聞 20201019 

警察業務について県民の関心を高めようと、茨城県警はバスケットボール男子のBリーグ2部・茨城ロボッツと協力し、警察官のやりがいや魅力を紹介する動画を作成した。動画投稿サイト「ユーチューブ」の県警公式チャンネルで配信中だ。

動画は約13分。バスケットボールの経験がある警備部機動隊の大森樹(いつき)巡査(26)と取手市出身の鶴巻啓太選手(24)が対談。大森巡査は、県民から感謝され「安全に暮らせる街にしようと気合が入った」、鶴巻選手は「ファンの応援や笑顔がエネルギー」と互いのやりがいなどを語り合う。チーム一丸となって優勝を目指す姿が、組織一丸となって安全安心をつくる警察組織と似ていると大森巡査が共通点を見いだす場面もある。

動画の中では大森巡査がロングシュートを華麗に決める場面も登場する。

昨年度実施した県警警察官採用試験の競争率は前年度比0・9ポイント減の3・6倍。8・2倍だった2010年度から右肩下がりになっている。県警警務課によると、若い世代の人口減少で人材の獲得競争が激化したことが要因とみられる。

県警の担当者は「ロボッツファンに限らず、動画を見て警察官の仕事に興味を持ってもらいたい」と呼び掛けた。

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