茨城新聞 20210507 吐玉泉
江戸川学園取手高3年生で、会社経営者でもある鷲田るみさん(17)がきのう、著書「JK、外国人の彼氏から#本日の日本を気づかされる。」を県教委に約130冊寄贈した。
3月末発行の同著は、鷲田さんと母の美加さんのエッセー、中林まどかさんの漫画を組み合わせた内容。食品サンプルの文化や児童生徒による学校の掃除など、日本の「魅力」を盛り込んだ。この日は著者3人が水戸市笠原町の県庁を訪れ、小泉元伸教育長に本を手渡した。県教委は、私立を含む県内の高校に配布する。
鷲田さんは「世界中に日本が大好きな人を増やすのが夢。その一歩として、日本人に日本の良さを知ってほしい」と語った。小泉教育長は感謝を伝え、「ぜひこのまま才能を伸ばして」とさらなる活躍に期待を寄せていた。