取手市新町3丁目 土砂流出被害

取手で土砂流出被害 11日の大雨で擁壁崩れ

毎日新聞 20210713

取手市内で11日夕方、大雨の影響で擁壁が崩れ、土砂が民家敷地や道路上に流出するなどの被害が発生した。けが人はなかった。市は同日夜に避難所を開設し、4世帯8人が避難した。

市消防本部などによると同日午後6時過ぎ、同市新町3で「擁壁が崩れおちそうになっている」と119番通報があった。民家の敷地の土壌を支える擁壁が傾き、土砂が隣接する住宅や、その先の路上に流れ出すなどしたという。
土砂が流れ込んできて、11日夜は避難所で過ごしたという女性(75)は「外で雷が落ちたような大きな音がしたので見に行こうとしたが、家の外を泥水がすごい勢いで流れていた。今は雨が半端な強さではないから怖い」と話した。

同市ではこのほか、3戸が床上浸水し、道路が5カ所で一時通行止めになった。気象庁によると、取手市の隣の龍ケ崎市では同日午後4~5時の間、24ミリの強い雨を観測している。

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