こいのぼりで元気に ~常用新聞2011.04.30~
鎮魂のイベントも-取手
ゴールデンウイーク初日の29日、 取手市岡、 小貝川の岡堰堤防で
「鯉のぼりプロジェクト」
(主催・鯉のぼりプロジェクト実行委員会=海老原丈夫実行委員長=)が開幕した。
会場には、 市民から寄贈されたこいのぼり約100匹が飾られ、
親子連れらが、 こいのぼりのお腹の中をくぐったり、
地元伝統芸能保存会の太鼓演奏を楽しむなどした。
子どもたちにふるさとの思い出をつくろうと、
市民が実行委員会を結成して毎年ゴールデンウイークに開催している催しで、
今年で6回目。 東日本大震災が発生した今年は、
心落ち着かない日々を少しでも明るくしようという願いを込めたという。
例年なら小貝川の川岸約120㍍をワイヤーロープで結び、
水面上にこいのぼりをつるしているが、
今年はまだ余震が収まっていないことからワイヤーロープの設置を止め、
会場に約40本の竹ざおを立ててこいのぼりを揚げた。
市内のあづま幼稚園園児らが自分たちの似顔絵や将来の夢などを
書いて手作りしたこいのぼりも泳いでいる。
同プロジェクトは5日まで開催。
期間中、 会場で東日本大震災救援の義援金を募るほか、
3日夕方は 「祈りのキャンドル」 と称した鎮魂のイベントを開催し、
会場に2600本のろうそくを灯して震災犠牲者のめい福を祈る。
タイムリーな記事
いこいの森こころの海老原さんが産経新聞に紹介されました
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