つくばで動作実演や操縦体験も ~常陽新聞20110427~
カブトムシ型巨大ロボットが26日、つくば市吾妻のつくばエキスポセンターに登場した。
古河市下辺見で産業用機械の設計や製作を手掛ける高橋均さん(62)が、
仕事の合間に趣味で1997年から11年かけて完成させた。
高橋さんはこれまでにさまざまなロボットを製作し、多くのコンテストで入賞。
カブトムシ型ロボットは、これまでのロボット製作技術の数々が生かされているという。
大きさは全長11㍍、幅9・5㍍、全高3・6㍍、重量17㌧。
エンジンで油圧シリンダーを駆動させ、6足走行する。
角や羽根、触覚なども動く。パソコンを使わず、
プログラム操作でコントロールできるのが特徴だ。
カブトムシ型ロボットの展示は、同センターで開催中の特別展
「あなたも明日は町の発明家」のイベントの一環。
5月8日までの展示期間中、ロボットの内部に搭乗することができる。
5日と8日は、高橋さんによるロボットの動作実演があるほか、
触覚コックピットに乗り込んで触覚を動かしたり、
煙を吐かせるなどの操縦体験もできる。
全長11㍍のカブトムシ型ロボット=つくば市吾妻のつくばエキスポセンター