日本一?のホ-ムイルミネーションのお引っ越し

Christmasの風物詩 太田さんのホームイルミネーション

20081216にHappyRecipeで紹介した写真はこちら

震災が皆の生活を見直すきっかけになっているんですね

 

かすみがうら名物電飾の電球40万個、坂東市に寄贈 ~茨城新聞20111020~
 

きらびやかなイルミネーションに飾られた太田さん宅=かすみがうら市坂i-20111020
毎年クリスマスシーズンにお目見えするかすみがうら市の個人宅の名物イルミネーションが、福島第1原発事故に伴う電力不足の影響で終了することになり、約40万個の電球が坂東市へ贈られることになった。同市は昨年冬から、市内の商店街でイルミネーション事業を展開しており、今回の寄贈で内容を充実させたい考え。所有者の太田勇さん(72)は「日本一のイルミネーションだと自負してきた。長く大事に使ってもらい、商店街の活性化に役立ててほしい」と話している。

太田さんは埼玉県三郷市で解体業を営んでおり、坂東市には破砕工場がある。自宅のイルミネーションは、孫に楽しい思い出をつくってもらおうと、10年前に電球約2000個でスタート。初めは門や塀を飾り付ける程度だったが、毎年増え続け、最終的には高さ18メートルのツリーや連続する電飾アーチなど、家全体が鮮やかに染まるまでになった。

飾り付けの作業は従業員5、6人が休日出勤で9月から行い、毎年11月下旬から12月末まで点灯してきた。テレビにも数回取り上げられ、京都や山形など全国各地から見物客が訪問。多い時で1晩約5000人が訪れ、過去には観光バスの団体客が見学にも来た。

増える見物客に周辺道路は大混雑し、警察から注意されたこともあったという。そのため太田さんは、近くの土地約1・5ヘクタールを借り上げ、駐車場として確保。さらに、見物客の要望で始めた焼きそばなど軽食販売の利益は、市社会福祉協議会に毎年寄付。当初は孫のために始めたイルミネーションが、いつの間にか地域貢献活動になっていた。

「毎年電球など器具を買いそろえ、人件費なども含めたら年間1000万円は掛っていた。途中でやめようとも思ったが、市役所に『今年もやるんですか』と問い合わせがあると聞き、やめられなくなった」と太田さん。「震災があり、今が潮時だと決断した」と話す。

坂東市への寄贈は知人の紹介もあり、快諾した。かすみがうら市から坂東市への搬出作業は19日朝から、坂東市職員が行った。市商工観光課では「大変感謝している。12月に行う点灯式には太田さんに出席してもらい、感謝状を手渡したい」と話している。

 

イルミネーション、坂東市へ  ~常陽新聞20111020~

かすみがうら市で評判の太田さんが寄贈

坂東市が12月1日から第2回「ばんどうイルミネーションファンタジ―2011」を開催するのを前に、個人所有のイルミネーション器具が19日、寄贈され、搬入作業が行われた。 

市関係者によると、器具の提供者は、かすみがうら市在住で解体業を営む太田勇さん。約10年前、「孫に楽しい思い出を残してやりたい」と、飾り始めたのがきっかけで、その後、毎年器具を増やしたため、近隣の評判になり、多くの人たちが見学に訪れるようになった。何年か前に孫も大きくなったため、やめようと思ったが、一般の見学者から続けてほしいという声が届き、やめられなかったという。

坂東市が冬の商店街を彩るイベントを続けるという話を聞き、提供を申し出た。太田さんがイルミネーション器具に掛けた費用は総額で数千万円になるという。

この日の搬送作業には、市から11人が参加。午前と午後の2回、かすみがうら市の太田さん宅を往復し、トラック8台分の器具を搬送した。市では、すでに職員によるプロジェクトチームを編成、寄贈されたイルミネーションの飾り方や設置場所などを検討している。12月1日には太田さんを招いて点灯式と贈呈式を開く予定。市関係者は「素晴らしい器具を寄贈いただき感激でいっぱい。大切に使わせてもらいます」と話している。

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