来年7月 茨城県最大道の駅「まくらがの里こが」オープン

古河「道の駅」名称は「まくらがの里こが」
来年7月オープンへ、県内10番目
古河市は2日、来年7月のオープンに向けて新4号国道沿いの同市大和田に整備を進めている道の駅の名称を「道の駅 まくらがの里こが」に決定した。今年6月に国土交通省に名称登録の申請を予定している。県内最大の規模で完成すれば県内10番目の道の駅となる。
まくらがの こがのわたりの からかじの おとたかしもな ねなへこゆゑに
あはずして ゆかばおしけむ まくらがの こがこぐふねに きみもあはぬかも
古河は奈良時代に編さんされた「万葉集」巻14の東歌に2首詠われている。「まくらが」は古河にかかる枕詞(まくらことば)として用いられており、古河周辺をさす言葉として、古くから使われている。
和歌の内容から、渡し場だったことが分かり、渡良瀬川や利根川のある古代の古河は、低地の沼や川を交通路として、国府や各地を結ぶ古道の要所として発展してきたという。
道の駅名称は公募で425件の応募があり、同日の検討委員会で審議した結果、万葉集に詠まれている「まくらが」を用いることになった。名称は昨年11月1日から30日まで、市内在住者から募集していた。
「まくらが」は、市の歴史をアピールでき、名称自体にやさしく、やわらかい響きがあり、既設の道の駅では一般的に地名を使用する傾向の中、差別化を図れることから選定した。
決定した名称に応募した、荒井誠さん(古河市小堤)と茂呂昇さん(同市三杉町)の2人が最優秀賞に決まった。
道の駅の敷地面積は約3万5000平方㍍。駐車台数は普通車202台、大型車35台、身障者用3台。道路情報発信施設やトイレ、農産物直売所や物販所、レストランなどが入る。
建設は市と国交省が分担して行う。市の負担分の事業費約19億円の3分の2は合併特例債を活用し、残りの6億円は県からの補助で対応する。

古河「道の駅」名称は「まくらがの里こが」 ~常用新聞20120203~

来年7月オープンへ、県内10番目

古河市は2日、来年7月のオープンに向けて新4号国道沿いの同市大和田に整備を進めている道の駅の名称を「道の駅 まくらがの里こが」に決定した。今年6月に国土交通省に名称登録の申請を予定している。県内最大の規模で完成すれば県内10番目の道の駅となる。

まくらがの こがのわたりの からかじの おとたかしもな ねなへこゆゑに

あはずして ゆかばおしけむ まくらがの こがこぐふねに きみもあはぬかも

古河は奈良時代に編さんされた「万葉集」巻14の東歌に2首詠われている。「まくらが」は古河にかかる枕詞(まくらことば)として用いられており、古河周辺をさす言葉として、古くから使われている。

和歌の内容から、渡し場だったことが分かり、渡良瀬川や利根川のある古代の古河は、低地の沼や川を交通路として、国府や各地を結ぶ古道の要所として発展してきたという。

道の駅名称は公募で425件の応募があり、同日の検討委員会で審議した結果、万葉集に詠まれている「まくらが」を用いることになった。名称は昨年11月1日から30日まで、市内在住者から募集していた。

「まくらが」は、市の歴史をアピールでき、名称自体にやさしく、やわらかい響きがあり、既設の道の駅では一般的に地名を使用する傾向の中、差別化を図れることから選定した。

決定した名称に応募した、荒井誠さん(古河市小堤)と茂呂昇さん(同市三杉町)の2人が最優秀賞に決まった。

道の駅の敷地面積は約3万5000平方㍍。駐車台数は普通車202台、大型車35台、身障者用3台。道路情報発信施設やトイレ、農産物直売所や物販所、レストランなどが入る。

建設は市と国交省が分担して行う。市の負担分の事業費約19億円の3分の2は合併特例債を活用し、残りの6億円は県からの補助で対応する。

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