取手小学校4年生サケの稚魚利根川に放流

サケ:「利根川に戻って来いよ」 取手小の67人、稚魚放流 /茨城
「大きくなって戻って来いよ」--。取手市東の市立取手小学校(矢作進校長、485人)の4年生67人が2日、同市取手の取手緑地運動公園・河川敷で、サケの稚魚約500匹を利根川に放流した。「取手大利根ライオンズクラブ」(宮崎清会長)が、92年から環境美化活動などの一環として始めた。現在では全18市立小学校で実施している。
放流したサケは、同クラブが生命の神秘や小さな命の大切さを知ってもらおうと、常陸大宮市の久慈川漁協から入手し、約1万個の卵を各校に無償で配布した。児童たちが学校で、体長約3センチになるまで大切に育てた。
サケは放流された場所のにおいを覚えるため1~2時間、近くを泳ぐ。その後は大きな群れとなり、利根川河口の波崎港から親潮に乗り、金華山沖~北海道沖~オホーツク海~アラスカ沖を回遊。4年後に戻って来るという。児童たちは「卵から育てたので愛着があり、元気に帰って来てほしい」と話していた。

サケ:「利根川に戻って来いよ」 取手小の67人、稚魚放流 ~毎日新聞20120203~

「大きくなって戻って来いよ」--。取手市東の市立取手小学校(矢作進校長、485人)の4年生67人が2日、同市取手の取手緑地運動公園・河川敷で、サケの稚魚約500匹を利根川に放流した。「取手大利根ライオンズクラブ」(宮崎清会長)が、92年から環境美化活動などの一環として始めた。現在では全18市立小学校で実施している。

放流したサケは、同クラブが生命の神秘や小さな命の大切さを知ってもらおうと、常陸大宮市の久慈川漁協から入手し、約1万個の卵を各校に無償で配布した。児童たちが学校で、体長約3センチになるまで大切に育てた。

サケは放流された場所のにおいを覚えるため1~2時間、近くを泳ぐ。その後は大きな群れとなり、利根川河口の波崎港から親潮に乗り、金華山沖~北海道沖~オホーツク海~アラスカ沖を回遊。4年後に戻って来るという。児童たちは「卵から育てたので愛着があり、元気に帰って来てほしい」と話していた。

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