取手駅西口 デッキ開通で歩行者54%増 毎日新聞 20140619
取手市の取手駅西口に3月に開通した歩行者デッキによって、歩行者の通行が54%増えたことが分かった。
18日の市議会取手駅北土地利用構想調査研究特別委員会で市が報告した。
歩行者と自転車の分離も進み、中山祐一都市整備部次長は「歩行者の安全確保に寄与している」と述べた。
歩行者デッキは総延長168・7メートル。
西口から右手に上り坂となっている通称・治助(じすけ)坂(市道)に並行させて市などが建設した。
歩行者専用で自転車は通行禁止となっている。
市の調査は、昨年4月11日と、今年5月23日(いずれも平日)の午前7時〜午後7時に実施した。
調査結果によると、デッキがなかった昨年の治助坂の歩行者は2414人。
これに対し、今年の調査では治助坂1578人、デッキ2146人で計3724人。
治助坂の減少分(836人)を大幅に上回る人がデッキを行き来していた。
また、同調査で治助坂の自転車通行量は751台から1062台に増えた。市がデッキ脇に4月に開設した立体駐輪場の効果が表れた形だ。