龍ケ崎市キャラまいりゅう、日本酒ラベルに 茨城新聞動画ニュース 2014017
龍ケ崎市のマスコットキャラクター「まいりゅう」が、日本酒になった-。
白菊酒造(石岡市)が、まいりゅうラベルの銘柄2種を完成。
16日、龍ケ崎市の中山一生市長を表敬訪問し、お披露目した。酒の原料米が、同市の横田農場産だったことからのアイデア。
中山市長は「茨城を代表する蔵元にまいりゅうをPRしてもらえる」と喜ぶ。
きっかけは今年2月に行われた、横田農場の農林水産祭天皇杯受賞を祝う会。
参加した龍ケ崎市の関係者に白菊が振る舞われた際、「龍ケ崎の米でおいしい酒ができるなら、市内にも酒を置きたい。まいりゅうラベルで」と提案があった。
白菊酒造と横田農場は、東日本大震災後の復興イベントで知り合った。
自らの意に沿った販売先を探していた農場と、顔の見える米生産者を探していた酒造が意気投合。
2年前から農場の米「ゆめひたち」を全量使用した白菊を造ってきた。
同酒造が販売を予定するのは4合瓶の「特撰熟成酒」(税抜き1097円)と「本醸造 筑波の白梅」(同1029円)。
龍ケ崎市内で営業活動を行い来月から販売を目指す。
同酒造専務の廣瀬慶之助さん(41)は「話題の龍ケ崎コロッケと一緒に、龍ケ崎の人に飲んでもらえたら」と話し、
同農場社長の横田修一さん(38)は「自分の作った米がまいりゅうの酒となり、地元の人たちの手に渡るなんて」
と喜びもひとしおだった。詳細は同酒造(電)0299(26)4131へ。