いばらき総文2014江戸川学園取手高将棋部紹介

魅せるいばらき総文2014 将棋部門 江戸川学園取手高将棋部 「余裕のあるほうが勝つ」

毎日新聞 20140724

駒を進める音とともに、ときおり喉が鳴る音が聞こえる。

中高一貫校の江戸川学園取手高(取手市西)で、将棋部員が将棋盤に向き合っていた。

一局を終えた中3の鎌田洋平さんは「『もし自分があの王手を逃したら、次の一手でやられていた』というぎりぎりの勝負が一番楽しい」。

同校将棋部は54人が所属。

週4日約2時間ずつ集まって、1日2〜3局を打っている。

今春の県高校春季将棋大会で団体戦を制し、いばらき総文の出場権を獲得。

さらに腕を磨くため、コンピューターの将棋ソフトを導入している。

藤巻智行さん(2年)は「コンピューターは腕を上げるにはいいけれど、人間にはある感情や焦りのミスがない」と人と向かい合う勝負の機微を再発見した様子だ。

団体戦は3人組。

出場する舘野龍平部長(2年)は「会場のプレッシャーに負けない気持ちが大切。

余裕のある方が勝つ」。優勝を目指し、将棋盤に向かう

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