茨城新聞動画ニュース 20140816
1964年の東京五輪から50年、74年の茨城国体から40年の節目の年に当たり、
テーマ展「いばらきスポーツものがたり」が水戸市緑町2丁目の県立歴史館で開かれている。
2019年に再び本県で開かれる国体と翌20年の東京五輪に向け、県内のスポーツ史を見つめ直す機会となる。
同展には筑波大の収蔵品や元選手の個人蔵など96点の貴重な資料が並ぶ。
東京五輪の男子柔道で岡野功選手が獲得した金メダルや、
茨城国体の炬火リレーに使われた採火具などが展示されている。
本県高校野球の歴史を中心に紹介するコーナーでは、
84年の全国選手権大会で優勝した県立取手二高の木内幸男監督(当時)をはじめ、
球児たちのサインが記された優勝記念皿が来館者の注目を集める。
入口には水戸市出身の元大関・武双山(現・藤島親方)の縦約3㍍20㌢、横約2㍍30㌢の優勝額が掲げられている。
同館の小沢重雄首席研究員は「子どもたちにスポーツの魅力を広めたい」と来館を呼び掛けている。
同展は8月31日まで開かれている。