東京新聞 20140816
取手市藤代の市立ふじしろ図書館で活動するボランティア団体
「布絵本の会 いないいないばあ」(馬場晴子代表)が、
特大絵本の貸し出し用布袋を手作りし、図書館に寄贈した。
縦五十八センチ、横四十二センチの特大絵本は、ゼロ~五歳ぐらいの乳幼児を対象とした読み聞かせ用。
図書館では約七十冊を所蔵し、重いので布袋に入れて貸し出している。
布袋が不足しているとの話を聞いた会のメンバーらが、寄贈を計画。
持ち寄った布切れを使い二週間で六袋を製作、図書館が用意した持ち手のひもを取り付けて完成させた。
特大絵本は、広い場所で読み聞かせするケースが多く、持ち運びに布袋は欠かせない。
図書館の担当者は「一冊ごとに袋に入れているので助かる。
利用者にも大変喜ばれている」と感謝している。
会の主な活動は、乳幼児の手や脳の発達に有効とされる布絵本作り。
ボランティアの一環で、蔵書のソフトカバーや図書館ホームページのロゴを作ったり、布絵本講座を開催したりしている。