秋田竿燈、観衆魅了 まつりつくば 20140831
つくばの夏を彩る「まつりつくば」が30日、つくば市のつくばエクスプレスつくば駅周辺で始まった。
夕方からの大パレードには、青森ねぶた祭で使われた大型ねぶたや秋田竿燈(かんとう)まつりの竿燈が登場。
沿道に集まった大勢の観衆を魅了した。 ねぶたは「ラッセーラ」の掛け声で踊る跳人(はねと)とともに、
通行止めとなった土浦学園線を運行した。 秋田の竿燈は、まつりつくば初登場。
高さ12メートル前後の竿(さお)にろうそくをつけたちょうちんが46個、重さ約50キロで、
秋田市から駆け付けた保存会のメンバーが額や手、肩、腰で支える妙技を披露した。
竿燈は途中で継ぎ竹を足しながら、高さがぐんぐんアップ。
ちょうちんの重さで竿が弓なりにしなると、観衆ははらはらしながら見守った。
市内から来た伊藤和子さん(60)は「テレビで見るよりも高さがあって迫力がある。
来年もまたつくばに来てもらいたい」と話していた。
大パレードは祭り最終日の31日も実施。
ねぶたや竿燈は午後5時半からお目見えし、国内最大級とされる「つくば万灯神輿(みこし)」の渡御も行われる。
2日間で45万人
2000年8月から「つくば神輿連合」がはじまった。
次第に参加神輿も増え、数年前よりねぶたが登場、さらに今年は竿燈なつりが参加した。
まつりつくばの勢いは止まらない。