台風18号 高萩で降水量最大 9市町に避難勧告 毎日新聞20141007
関東地方を通過した台風18号の影響で、県内は6日、
未明から昼過ぎにかけて強い雨が降り、
24時間降水量がつくば市(226・5ミリ)と高萩市(194・5ミリ)で観測史上最大を記録した。
取手市や桜川市など9市町の計約5万5000世帯13万4000人に
避難勧告が発令されたほか、最大17市町計154人が自主避難した。
24時間降水量は石岡市(269ミリ)や笠間市(259・5ミリ)、
小美玉市(226ミリ)など10地点で10月の観測史上最大だった。
県内は昼過ぎ、暴風域を抜け、午後7時までにすべての避難勧告が解除された。
県防災・危機管理課などによると、この雨の影響で、常総市など4市計5棟で床上浸水し、
下妻市など6市町計56棟で床下浸水した。
鹿嶋市、かすみがうら市など5市で最大約2590世帯が停電したほか、
JR常磐線は特急34本、普通70本が運休するなど交通機関も乱れた。
一方、県内公立学校878校のうち862校が臨時休校した。
常陽新聞 20141007