東日本大震災 復興支援「キャンドルナイト」 取手であす
毎日新聞 20150508
東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興を支援するイベント「キャンドルナイト」が9日、取手市白山2の弘経(ぐぎょう)寺境内と隣の白山幼稚園で開かれる。メッセージを手書きした竹筒約500本を並べて、その中にろうそくをともす。音楽演奏や、その場で焼き上げる石窯ピザの販売などもある。
弘経寺や有志による「キャンドルナイト事務局」が主催。今年で5回目。募金の協力者に竹筒が渡される。同寺住職の金田冬彦さん(52)は「震災を忘れ去ってはいけない。当たり前に生活していける幸せも感じていただきたい」と、参加を呼び掛けている。
午前11時開場し、木工品などの出店がオープン。午後5時半からキャンドルに点火したあと、浄土宗の僧侶たちによる読経が行われる。その前後に高校生ロックバンドや、アコーディオンとサックスの演奏を予定。募金の全額と売り上げの一部は被災地に寄付される。問い合わせは弘経寺(0297・73・2686)。