沼さんへ

本日の茨城新聞~いばらき春秋~

 「いばらき春秋」を書いて八年余。編集局幹部がローテーションで担当しており、一週間に一度の割合で順番が回ってくる
▼従って八年間で書いたコラムは約四百本。読者に親近感を抱かせ、内容により責任を持たせるという意味で二〇〇五年四月からは末尾にイニシャルを入れるようになった
▼コラムと言えば、学生時代は朝日新聞の「天声人語」を愛読していた。特に深代惇郎(ふかしろじゅんろう)氏のコラムが好きだった。当時、朝日は一人が年間を通して担当。一人で毎日書き続けることは大変である
▼後日、ある月刊誌に当時の〝天声人語子〟が「起きてから寝るまで、何をしている時もコラムのことが頭から離れたことはない」と書いていたのを読み思わず頬(ほお)が緩んだ
▼こちらも週一とはいえ、日常業務の合間をぬっての執筆。書くのが商売なのでプレッシャーはさほど無いが、一週間が過ぎるのは速い。それでも書ける喜びの方がはるかに大きかった
▼四月の異動で今回が最後のコラムとなる。もう少し気の利いたことを書こうと思っていたのだが、読者への感謝の念が上回った。ありがとうございました。そして茨城新聞をこれからもよろしくお願いします。(沼)

沼さんのコラムが大好きでした
長い間楽しませてくれてありがとう
10年前 新聞を売る仕事についていながら記事をよんだこともありませんでした
沼さんと紙面でであってからコラム読みが楽しくなりました
今では、拾い読みが日課になりました
新聞を読むきっかけを作ってくれた沼さんに感謝!

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