松田朝旭さん取手ウェルネスプラザで夫妻展

松田朝旭さん夫妻展 画業60年の節目に 取手 
毎日新聞 2015年11月17日 

 二科会会員で取手市在住の洋画家、松田朝旭(あさあき)さん(80)の「60年展−私のこれまでと妻の木彫と」が同市新町の取手ウェルネスプラザ多目的ホールで開かれている。画業60年の節目を記念して、妻の匡子さん(70)の彫刻と同時に披露している。

 油画は欧州の寺院や街並み、カンボジアのアンコールワット遺跡など大作50点。また、これまでの20年間に地元・取手を散策しながら描いたスケッチブック156冊を全て並べた。取手駅周辺の街角や利根川沿いの風景などを細密に表現。町の移ろいを感じさせる。

 松田さんは1956年に二科展に初入選し、毎年同展に出品。「絵に全精神を打ち込んでいる。地元の方に鑑賞していただきたい」と話している。匡子さんの彫刻は31点。趣味で制作したという。21日まで。入場無料。

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