茨城新聞動画ニュース 20160217
2019年に本県で開催する第74回国民体育大会県準備委員会の第8回常任委員会が16日、水戸市内のホテルで開かれ、大会のイメージソングと、歌に合わせたダンスが初めてお披露目された。また、日本体育協会が東京五輪に向けた導入対象として示した9種目のうち、開催地が決まっていなかった3種目の会場などを決めた。
イメージソングは昨年4~6月に募集し、285件の応募があった。選定の結果、愛知県立芸術大大学院1年の兒玉苑香(そのか)さん(23)=岐阜県出身=が作詞作曲した「そして未来へ」に決まった。
歌詞は「さあ、空に羽ばたけ 未来が君を呼んでる 夢をつかもう」というフレーズから始まり、水戸市在住のシンガー・ソングライター、磯山純さんが歌う。県女子体育連盟が子どもからお年寄りまで踊れるよう、難易度の異なる5パターンのダンスを制作し、披露した。
兒玉さんへの表彰式もあり、兒玉さんは「この曲を聞く方々に元気や希望を届けられたらうれしい」とあいさつ。イメージソングとダンスは幅広く学校の授業や運動会などで活用される。
このほか、五輪の選手強化に向け、日本体協が導入を求めていた9種目のうち、オープンウオータースイミングが潮来市、トランポリンが稲敷市、自転車トラックの女子が取手市、同ロードの女子がつくば市で開催されるなど3案を決めた。