東日本大震災
相馬農高生、支援に感謝 茨城・取手 /福島
毎日新聞2016年3月13日
相馬農業高(南相馬市原町区)の生徒7人が12日、茨城県取手市桑原のJA直売所で開かれたイベントに来場し、東日本大震災時の支援に感謝する気持ちを伝えた。木幡美卯(みう)さん(1年)は「全国から多くの支援をいただき、ここまで頑張ってこられた。今後は私たちが恩返しをするという気持ちで頑張っていきたい」とスピーチした。
取手市は2007年、南相馬市と災害時相互応援協定を締結。11年の震災直後にバス3台を出して市民を避難所に運んだほか、現在も職員1人を派遣している。
12日のイベントは「トマト祭り」。新鮮な地場のトマトを販売する農家に交じって、生徒は自ら育てた花の鉢植えを薦めていた。