茨城新聞動画ニュース
20160328
つくばみらい市東部の市道「都市幹線2号線」が25日開通し、供用開始された。県道高岡藤代線から市総合福祉施設「きらくやまふれあいの丘」を結び、市東部へのアクセス向上が期待される。式典には片庭正雄市長ら関係者が出席し、開通を祝った。
2号線は、上島地区からロケ施設「ワープステーション江戸」を経由し、同福祉施設を結ぶ幹線道路。延長640メートル、幅員10・75メートル(片側歩道)、総事業費は約8億円。
市は、狭い道路を通学路としてきた小中学生の安全確保のほか、避難所に指定する同福祉施設へのアクセス向上により、防災強化にも期待する。
式典で、片庭市長は「子どもたちの安全が確保され、利便性が向上する」とあいさつ。来賓として常総警察署の深川仁志署長、市議会の高木寛房議長が祝辞を述べた。
同市南太田の会場では、交通安全を祈願した後、関係者がテープカットを実施。伊奈東中吹奏楽部が演奏し、板橋小と伊奈第四保育所の子どもたちが小旗を振る中、近くの乗馬クラブの馬が先導し、通り初めを行った。
伊奈東中の沼尻光騎さん(14)は「利便性が高まり、つくばみらい市に来てくれる人も増えるとうれしい」と話した。