福島県産の農産物などを販売

茨城新聞 吐玉泉 20170122

福島県南相馬市の県立相馬農高の生徒や同県JA関係者らがきのう、取手市新町の取手ウェルネスプラザで、福島県産の農産物などを販売した。同県の委託事業として行われたもので、高校生らは元気に声を出してPRしていた。きょう午前中まで。

高校生らは自分たちが栽培・加工したコメやみそなどを販売。また、南相馬市の「深野海苔店」の商品や福島県産の農産物、地元取手の名産なども取り扱われ、買い物客でにぎわっていた。

同高では、現在ハマナスを使った加工品の開発に取り組んでおり、この日もジャムの試食とアンケートを実施。高校生らはきょう、ハマナスの生息地の太平洋側南限とされる鹿嶋市を視察する予定だが、同高の商品販売は行うという。同高2年の天沼佑貴さん(17)は「自分たちで作った農産物を売ることで、南相馬も元気だと伝えたい」と話した。

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