デザイン公募
取手駅西側100メートルのコンクリート擁壁に絵 市と実行委 31日まで
毎日新聞2017年7月3日
落書き防止と街中の風景に芸術を
取手市と若手芸術家団体「取手市壁画によるまちづくり実行委員会」(葛谷允宏委員長)は、JR取手駅西側のコンクリート擁壁に、長さ100メートルの巨大壁画を制作する。原画デザインの公募を始めた。
同市は2000年度、落書き防止も兼ねて、街中の風景に芸術を取り込もうと壁画作りを始めた。
市内には東京芸術大取手キャンパスもあり、専門家の協力も得て、これまでに橋脚や高架下など15カ所に壁画を描いてきた。
公募の期限は31日まで。8月14日に結果を発表し、実行委が9月上旬に作画を始め、10月末ごろ完成させる予定。大賞の受賞者にはデザイン料10万円を贈る。
市文化芸術課の岡本弘子課長は「明るく、楽しくなるような絵を世界中から応募してほしい」と話している。