出版 「ふるさと探訪」 取手の歴史、文化を解説
毎日新聞2018年2月8日
取手市教育委員会は、縄文時代から現代に至る市内の歴史や文化財を分かりやすく解説した書籍「ふるさと探訪」を出版した。市広報誌の連載記事90回分をまとめた。戦国時代の攻防、ペリー来航の波紋、水戸街道を旅して取手に泊まった正岡子規、「くじの神様」と伝わる石像など、興味深い史実や伝承が満載だ。
市広報誌「広報とりで」は月2回発行。連載は2008年7月15日号からほぼ毎月1回掲載されており、17年9月15日号で90回に達した。
執筆を担当する市埋蔵文化財センター長の飯島章さん(59)は「郷土への愛着を深めていただきたい」と話している。
A5判192ページで500円。同市吉田の同センター(0297・73・2010)と藤代庁舎の教育総務課で販売している。同センターでは郵送による購入申し込みも受け付けている。送料込み800円。