東京芸術大卒業・修了作品展 取手市長賞受賞作品を展示
毎日新聞 2018年4月4日
東京芸術大の2017年度卒業・修了作品展で取手市長賞に選ばれた2作品が同市役所に展示されている。
3月に美術学部を卒業した十時嵩(とときしゅう)さん(22)=東京都青梅市=の漆芸「うねり」は正面玄関ロビーに展示。硬質発泡スチロールで作った原形の表面に、白漆を染み込ませた麻布を張り付けたうえ、砂と合わせてペースト状にした白漆を塗り込み、さらに表面を磨いた。完成まで4カ月かかったという。
十時さんは「大地のエネルギーをイメージした」と話した。
また大学院美術研究科修士課程修了の清水理瑚さん(25)川崎市の彫金「Flowers」(フラワーズ)は新庁舎1階社会福祉課前に設置している。いずれも来年1月末まで展示する。