ワープ江戸 大正〜昭和 町並み再現

ワープ江戸 大正〜昭和 町並み再現 「いだてん」ロケ拠点
近現代エリア 一般公開

茨城新聞 20180908

つくばみらい市の屋外型ロケ施設「ワープステーション江戸」(山中一郎所長)で26日、昨年6月に完成した「近現代エリア」の一般公開が始まった。大正から昭和の東京の町並みなどを再現したエリアで、NHK大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」のロケ拠点施設になっていることから、NHK関係者や出演者の阿部サダヲさん、大井川和彦知事らが出席して記念セレモニーが行われた。

同施設のロケセットは、これまで江戸時代が中心だったが、新エリアには当時の東京・銀座や新橋を模した9棟の鉄筋ビル群や、ノスタルジックな雰囲気が漂う木造建築群22棟が「路地裏通り」や「看板建築通り」などとして立ち並ぶ。ビル群を一周する路面電車も導入された。

式典で、番組後半の主役・田畑政治を演じる阿部さんは「浅草のシーンもここで撮影しているが、セットがその時代に忠実で、実際に行ったような気持ちになれる。田畑さんの雰囲気を出せるように役作りをしたい」とあいさつ。

山中所長は「潜在的に、近現代を舞台にした作品が撮りたいという人は多い。撮影関係者がこのロケ施設を見て発想を膨らませ、ドラマや映画、CMに使ってもらえればいい。一般の方々には、近現代の景観を疑似体験しながら楽しんでほしい」と話した。

公開時間は午前9時半〜午後4時(最終入場は同3時半)。月曜定休。

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