「共に生きる社会」高校生作文コン

「共に生きる社会」高校生作文コン 江戸川学園取手高1年・中西さん優秀賞
毎日新聞2019年12月1日

「違い認め合い 暮らしやすく」
東京都港区の国際医療福祉大学東京赤坂キャンパスで30日、「第10回『共に生きる社会』めざして 高校生作文コンテスト」(同大・毎日新聞社主催、文部科学省など後援)の表彰式があった。優秀賞に選ばれた取手市の江戸川学園取手高1年、中西優奈さん(16)は受賞作「天然の白メッシュ」を朗読した。

中西さんは病気の影響で、右耳の近くの肌と髪が白い。ずっと美容院で髪を染めていたが、親友の「かっこいいね」の一言で気持ちが変わり始める。やがて白い髪を「チャームポイント」と思うようになるまでの心の動きをつぶさにたどり、審査員の共感を呼んだ。

中西さんは「違いを認め合えれば暮らしやすくなることを自分の経験で知りました。作文で、そうした気持ちを伝えられたらうれしい」と話した。

コンクールは「多様性を認め合う社会をめざして」など三つのテーマで1200~1600字の作文を募集。中西さんは最優秀賞に次ぐ賞に選ばれた。

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