出前とテークアウト、販売価格の一部補助 常総市独自の対策
産経新聞 20200411
新型コロナウイルスの感染拡大で、不要不急の外出自粛要請が出ていることを受け、常総市は10日、市内の飲食業者に対し出前とテークアウトの販売価格の一部を補助する独自の経済対策を行うと発表した。
飲食業者が出前または、テークアウトで販売する商品を、販売価格の2分の1(ただし上限は300円)を補助する。利用客は価格700円の場合は400円で、価格500円の場合は250円で購入できる。期間は今月23日から8月31日まで。
補助の対象は市内で飲食業を営む市商工会会員で、70事業者を見込む。1事業者30万円の補助を上限とし、予算額は2100万円。事業者は市税の未納がなく、補助金交付申請書や売り上げ台帳の提出などが条件という。
記者会見で神達岳志市長は「市民に積極的に利用してもらい、地域経済に潤いを持たせたい」と説明した。
市は参加店舗のメニューや連絡先を記載したチラシを作成し、5月下旬に全戸配布する予定という。
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