東京地検特捜部長就任 取手市出身

「誠実に地道に」 特捜部長が抱負 東京地検

毎日新聞 2020年8月1日

 東京地検特捜部長に31日付で就任した新河隆志氏(55)が報道各社の取材に応じ、「派手な所作はいらない。ひたすら誠実に地道に真相解明したい」と抱負を述べた。

 新河氏は茨城県取手市出身で早大卒。1994年に検事に任官し、東京地検特捜部副部長や特別公判部長などを務めた。特捜部には大阪地検を含めて通算10年近く在籍し、東京地検特捜部では、医療法人「徳洲会」グループを巡る公職選挙法違反事件などの捜査に携わった。

 検察と政治の関係を問われると、「検察の仕事が国民に信頼されるには、政治との間は相当な距離が必要だ」と述べた。

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