清原和博氏「衝撃的」名将木内監督の伸び伸び野球に

日刊スポーツ

西武、巨人、オリックスでプレーした清原和博氏(53)が5日、野球界を語った。一般財団法人グリーンシードベースボールファンデーションの代表理事として、中日OBの立浪和義氏らと西東京市で小学6年生を対象とした野球教室を開催。日本シリーズ、注目の強打者、12球団合同トライアウトを受験する新庄剛志氏や西武松坂大輔投手、11月に死去した取手二、常総学院の監督だった木内幸男さんの思い出など、幅広く語った。

先月、取手二、常総学院(ともに茨城)で監督として3度の甲子園優勝を果たした木内さんが死去した。清原氏はPL学園(大阪)で高校2年の夏、甲子園の決勝で取手二に敗れている。

「6月に取手に練習試合で行って、10-0ぐらい(13-0)で勝っていた。まさか甲子園で負けるとは思わなかった。PLは3年間全寮制で管理された野球だった。(取手二は)選手が笑顔で伸び伸び野球をしていた。それが衝撃的で。やんちゃな軍団を木内監督がまとめていた。本当にすごいなと思う。甲子園の名将が亡くなるのは残念」

この試合は清原氏にとって、夏の甲子園では唯一の黒星だった。木内監督は9回、高校野球では当時、異例だったワンポイント継投を繰り出した。大会中にはご褒美に海水浴も認めた。心に刻まれた一戦だ。

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