筑波海軍航空隊記念館が17日にリニ­ューアルオープン

「永遠の0」ロケ地・筑波海軍航空隊記念館リニューアルオープン

産経新聞 20140517

「地下戦闘指揮所」を初公開

太平洋戦争中の特攻隊員らの姿を描いた百田尚樹さんの小説「永遠の0(ゼロ)」が

映画化された際にロケ地となり、昨年12月の映画公開に合わせて施設が

一般公開された筑波海軍航空隊記念館(笠間市旭町)が17日

、リニューアルオープンする。

これまで非公開だった「地下戦闘指揮所」が公開されるほか、

遺族らから寄贈された写真も新たに展示する。

リニューアルオープンの目玉となる地下戦闘指揮所は、

旧司令部庁舎(記念館)から南に約1キロの地下に位置。

本土への空襲が激化した昭和20年に、非常事態に備えて造られた。

半地下構造のコンクリート製で、長さ約30メートルの2本の通路と大小6部屋で構成されており、

かつては通信機器や机、ベッドなどが置かれていたという。

今回、一部を補修し、照明を設置するなど内部を整備して、

土日祝日の晴天時のみ、一般公開することにした。

筑波海軍航空隊の隊員の遺族や関係者から、

記念館に寄贈された写真約80点なども、新たに展示する。

オープン初日の17日と18日には、「海軍記念日」としてイベントも開催。

海軍カレーの模擬店などが並ぶほか、

18日には映画制作に関わった元筑波海軍航空隊員の柳井和臣さん(92)が講演する。

記念館の金沢大介事務局長(43)は「展示も増えて見どころが増したので

、ぜひ足を運んでほしい」と話していた。

18日午前11時からは記念館に隣接する敷地に建てられた記念碑の前で、

元航空隊員や遺族、関係者らが参列して「筑波海軍航空隊慰霊の集い」も行われる。

茨城新聞動画ニュース 20140516

筑波海軍航空隊記念館

茨城県笠間市旭町654(記念館は茨城県立こころの医療センター敷地内にあります。)

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