反対南面に目をやると
国道6号バイパス新町高架橋壁面
吉丸さんの「日本の四季」に 来月20日色付け、参加市民募集
毎日新聞 20140831
取手市は、同市藤代の国道6号バイパス新町高架橋壁面に描く絵を、
つくば市在住の元映画配給会社宣伝部長、吉丸(よしまる)富太さん(77)の作品
「日本の四季」にすると発表した。
壁画は9月9日から制作を始め、10月下旬に完成予定。
市は9月20日の色付けに参加する市民を募集している。
原画は「国際壁画コンペティション取手」として公募し、
6カ国17人から計22点の応募があった。主催者が5点を選考し、
市民投票を行った結果、吉丸さんの作品が計598票のうち最多投票の231票を得た。
同高架橋壁面は縦4.5〜5.1メートル、長さ32メートル。
市は落書き防止などのため、2000年から市内各地で壁画制作を行っており、
今回の作品は12カ所目となる。
吉丸さんの作品は子どもが正月にたこ揚げ、夏には海水浴、
そして、冬には雪だるま遊びなど四季折々を楽しむ様子が描かれている。
吉丸さんは「高架下は暗い感じなので明るくしたかった。
分かりやすく、親しまれるような楽しい絵柄にした」と話している。
色付けの参加申し込みは9月12日まで受け付けている。
問い合わせは市文化芸術課(0297・74・2141)。